富士山の湧水
2015/02/26
富士山を水源とする湧水は、静岡県・山梨県内に多数存在します。
とはいっても、富士山自体に川は存在していません。富士山のように、山肌が荒い火山性の山は、雨や雪が降っても、その水は山体の中に染み込んでいってしまう為です。目で見えなくても、地下に川が出来ているということですね。富士山の降雨・降雪量は年間約22億トンと言われており、山肌から地下にしみ込んだ水は地下水となり、溶岩の隙間から流れ、湧水となります。
富士山の湧水は、無料で汲む事が出来るようで、有名どころとなると、
忍野八海（山梨県忍野村）・道の駅富士吉田（山梨県富士吉田市）・道の駅ふじおやま（静岡県駿東郡小山町）・足柄サービスエリア（静岡県・東名高速道路）・柿田川湧水群（静岡県沼津市）・陣馬の滝（静岡県富士宮市）・道の駅なるさわ（山梨県南都留郡鳴沢村）が挙げられます。
この他にも湧水スポットはたくさんあるようです。湧水のみでしたら登山をしない方もゲットできるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。また富士山の湧水を使ったミネラルウォーターや、お蕎麦も作られているようで、どれも絶品の様です。食べれば富士登山での体の疲れも吹き飛びそうですね。