富士山では水は貴重です。
2014/03/13
富士山では水は貴重です。
富士山価格?カップヌードルが800円の記事でも書きましたが、水500mlのペットボトルは五合目では200円と割安ですが、富士山頂付近だと500円という破格になっております。富士山には水道がないのでしょうがないことなのです。
では飲み水以外はどうなのでしょう?人間は生活するのに、大量に水を使います。朝起きて、顔を洗い、トイレで水を流し、シャワーに入り、食後には歯磨きでしかも流しっぱなしと・・・朝の2時間程でもかなりの水を消費しております。富士山では水道がないので、イヤというほど水も資源だと意識させられます。山小屋ではお湯はもらえます。たまに水筒でもらいたいという方もいますが、1杯分くらいしかもらえません。顔は洗うのではなく、ウェットティッシュでふきます。飲み水もトイレも有料で、トイレの手洗いがある場合は水道ではなく、ため水でチョロチョロです。当然風呂やシャワーはありません。歯磨きも水なしでできるものを使います。
よく富士登山に行くときにはどのくらい水が必要ですか?という問いかけがありますが、逆にどれだけつかいますか?と返したくなります。飲み水は、水分補給のためにも絶対必要です。それ以外にもいるという理解がどのくらいあるのかということなのです。