富士山価格?カップヌードルが600円
2014/03/12
富士登山中に立ち寄る山小屋には売店があります。
その売店では以外といろいろ売っており、カップラーメンもそのひとつです。山頂でカップラーメンを食べたいという話は良く聞く話です。もちろんお湯も入れてくれます。写真は途中の山小屋価格で、山頂では800円と価格の高さも日本一となります。水500mlのペットボトルも五合目では200円と割安ですが、富士山頂付近だと500円という破格になっております。
ただひとつ問題があり、富士山などの高所でお湯を沸かすと、地上とは違い気圧が低いので、山頂付近では沸点が87~88度くらいになります。もちろん人間の体感温度は変わりませんから、3分間待っている間に温度が下がり、ぬるくて半ゆでのラーメンができあがります。まあ、外でしかも富士山で食べるので気持ちはおいしいですが、本当は家で食べたほうが美味しく出来上がるのです。
粉を溶かすタイプのコーヒーなんかも注意が必要です。気圧が低いので、インスタントコーヒーをいきなりあけると、気圧差でボンっと粉が飛び散る可能性があります。折角の楽しみが悲惨な思い出となる可能性があるので注意が必要です。
では自分で、バーナーで火を沸かすのはどうなのでしょう?
インターネット上でもいろいろと飛び交っていますが、県などに聞くと、焚き火や直火でなければ大丈夫ですが、できればご遠慮下さいとのことですが、厳密にいうと規制はできないようです。ただし控えてくださいとのことでした。特に山小屋の近くでのバーナーの使用などは山小屋からはかなり言われます。当然もしものことを考えると当然ですね。いまや富士山は世界文化遺産です。登山者がしっかりマナーを守って富士山を守っていかないといけません。風も強いので、とりあえずバーナーはやめときましょう。