富士山での紫外線対策

富士山登山において注意していただきたいことの一つが「紫外線対策」です。

標高が1000メートル高くなるごとに、紫外線の量は約10％増加すると言われています。地上と比べると、富士山五合目で約20%増加、頂上で約37%増加ということになります。それに加え、富士山は六合目付近から木がなくなり、木陰もない為、日中の登山で晴れの場合、直射日光にさらされながらの登山になります。特に何も対策をせずに登ってしまうと、下山後には顔が真っ赤でヒリヒリ…なんてこともよくありますので紫外線対策はしっかりとして登りましょう。

紫外線対策グッズとして準備して頂きたいのが、なんといっても日焼け止めクリーム。
汗をかくととれてしまうので、できるだけコマメに塗りましょう。顔や首筋だけではなく、唇にもＵＶカット効果のあるリップクリームを塗るだけで、下山後に唇が剥けるのを防止してくれます。
そして帽子。富士山は風が強く吹くことがよくありますので、飛ばされないようアゴひもがついたタイプが理想的です。
紫外線は肌からだけではなく、目からも吸収されますのでサングラスもあると安心です。ＵＶカットが施してあるサングラスの着用をおすすめします。